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中区幟町の世界平和記念聖堂内陣屋根に設置されている「鳳凰像」です。
※この像は“フェニックス像”だとも云われているようです。 |
聖堂内陣屋根の上には当初、十字架を乗せる予定だったそうですが、鳳凰を使うことにより日本的な風趣を取りこもうとした設計者・村野藤吾の考えだそうです。
鳳凰像は、予算的に外注できず、宇治・平等院の鳳凰を模して現場の技術者が作ったそうです。 |
(ほうおう)
鳳凰: |
古くから中国の伝説・想像上の瑞鳥(ズイチョウ、めでたい鳥)。麟・亀・竜とともに四霊(四瑞)と呼ばれた。
体は、前半身が麟、後半身は鹿、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、頷は燕、くちばしは鶏に似る。羽にはクジャクのような五色の紋があり、声は五音にかない気高く、梧桐(ごどう)にすみ、竹の実を食べ、醴泉(れいせん)の水を飲むとされた。聖天子の治政の兆として現れるとされ、雄を「鳳」、雌を「凰」と称したともいわれているそうです。 |
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2006年8月6日NHKふるさと発『平和の鐘よ、鳴り響け』という番組で、この鳳凰像にも触れていました。
『ラサール神父が云われた言葉をヒントに設計者・村野が不死鳥(フェニックス)をイメージしたものだと解説していました。』 |
(phoenix)
フェニックス: |
エジプト神話にでてくる霊鳥。
五、六百年生きると、自ら香木を積み重ねて火をつけて焼死し、その灰の中から再び幼鳥となって現れるという。不死鳥。 |
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当初撮影した時は、下からでしたので、撮れていませんが球形玉の上にのせられています。
地上からはよく見えなかった鳳凰像でしたが、塔内からみましたので撮影しました。
画像処理のまずさを更新したかったのですが、以前PCを壊したときに画像を失ったようで、画像は以前のままで頁を再編集しました。 |
10.11.26再編集 05.05.29裕・記編集 |