広島市西消防署

  西区都町に建てられている「広島市西消防署」です。
建築主:広島市
設計:広島市都市計画局建築部営繕課
株式会社 山本理顕設計工場
   (構造 構造計画プラス・ワン)
   (設備 総合設備計画)
竣工:平成12年3月10日   設計:1996年〜1998年
施工:1998(平成10)年10月〜2000(平成12)年3月

敷地面積:1,717.59u
建築面積:1,326.32u
延べ面積:6,245.28u
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート)
階数:地下1階・地上8階
最高高:38m
建設費:≒34億2千万円

資料は広島市などの資料を参考にしました
建築業協会賞受賞のこの西消防署の意匠を賞賛する声は竣工当時から少しばかり知っていました。
テーマは開放性、消防署の活動の様子が外から見えるようにと透明性に拘った開かれた消防署という事のようです。
わたしは、2000(平成12)年竣工から7年も経った今(2007)年にはじめて見学しました。
消防署の役割は、透明性ではなく『火災予防・消火活動や救急・水防活動を担当する』ことにあるとされていますよね。そこでわたしは考えるのです。この西消防署は広島市民の税金の一部を使い建設された建物であり、その維持管理費も市民の税金の一部を使いつづけるという側面を持っているということを考えるのです。
(running cost)
ランニングコスト:
経費。経営を維持していく費用。運転資金。
(やまもと  りけん)
山本 理顕:
(1945-   )
本名:みちあき。(日本の)建築家。工学院大学教授。中国・北京生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。東京大学原広司研究室出身。山本理顕設計工場主宰。日本建築学会賞はじめ多数受賞作品を持つ。
わたしは(わたしのHPの中で)極力他人の考え方を一方的に批判することを避けていますが、この建物にはランニングコスト高が付きまとっていると(夏は冷房コスト、冬には暖房コストが普通の消防署よりもかかり、約2400枚といわれれるガラスルーバーの清掃コスト一つをとっても建物清掃コスト高がこれからも続くことなどなどを考え)設計家の意匠優先で地球環境にやさしくない建物ではないのかと思わずにはおられませんでしたし、また其れを承認した(当時の)広島市都市計画局の姿勢にも賛成できないものを覚えました。
2007年見学した時は、建築屋のはしくれだったわたしは建物を中心に見学し、この頁を編集しましたが、今(2011)年交流ウォークで4年ぶりに見学させていただいた今回は、わたしは消防署の役割(仕事)に関わる、高規格救急車、消防車などを中心に見学し、説明を聞きました。救急車は内部も見せていただき説明をしていただきましたので、(現在HPを引越していますので)、少しづつということになりますが別頁で編集することにしました。
11.10.15更新   07.05.07裕編集

08.06.07撮影
広島市西区都町43-10

07.03.20撮影

07.03.20撮影

07.03.20撮影

07.03.20撮影
固定ガラスルーバーは強風時に音を立て揺れるので消防署員の中には恐ろしく感じる方もおられるとか・・・

07.03.20撮影
事務室部分をみる

07.03.20撮影
見学者への展示スペース(床下に資料が展示されています)

07.03.20撮影
西消防署及び福島コミュニティー消防センター

07.03.20撮影
救急車、消防車など

11.09.17撮影
25m梯子車、30m梯子車など

11.10.15.撮影
東南側平和大通り越しにみました



「建物など」編



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広島市西消防署
  高規格救急車





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