不動院鐘楼

  東区牛田新町の不動院にある「被爆した鐘楼堂」です。国の重要文化財に指定されています。
※境内でみた消火栓、年代物だと思ったのでこの頁で取り上げています。
※本堂の鬼瓦、懸魚にも目が行きましたので取り上げました。
不動院鐘楼の構造形式は、桁行三間、梁間二間、白壁塗の袴腰付鐘楼、入母屋造、こけら葺で、細部は和様三手先(みてさき)の組物を用い、軒は二軒扇柱で隅木も禅宗様の手法をとっています。
建物は(室町時代の)永享5(1433)年建立で、解体修理の結果、安国寺恵瓊が住持であった天正16(1588)年頃に修理・移築されたと推定されています、また内部に銅製梵鐘(重文)を納めています。
境内には、十三佛はじめ種種の仏像が安置されていました一部を撮影しただけでした、また文化財を守る消火栓が設置されてもいました。見上げれば鬼瓦、懸魚が目に飛び込んできます。お寺の裏手に行けば墓苑には沢山の供養塔もありました。
05.06.08裕・記編集

06.10.21撮影
広島市東区牛田新町3-4-9 不動院鐘楼

06.10.21撮影
境内には消火栓が設けられ国宝重文を火事から守ろうとしています

06.10.21撮影
鬼瓦 側面破風部分:みつばな懸魚
おにがわら
鬼瓦
棟の端(はな)に取り付ける飾りの瓦。奈良時代には一般に蓮華文が用いられたが、八世紀以降獣面・鬼面へと変化した。(今日では鬼面以外のさまざまの意匠も用いられる。)
げぎょ
懸魚
屋根の破風に取りつけて、棟木や桁の木口を隠す装飾。破風の拝み(=合掌の合わせ目)の部分にあるものを本(おも)懸魚、左右の下部のものを降(くだり)懸魚または桁隠し懸魚という。
その形によって猪目(いのめ)懸魚・蕪(かぶら)懸魚・梅鉢懸魚などがある。
はふ
破風
屋根の切妻にある合掌形の装飾板。また、それに囲まれた三角形の所。屋根の形式、破風の位置や形によって切妻破風・反り破風・唐破風・千鳥破風などの種類がある。

06.10.21撮影

06.10.21撮影

06.10.21撮影
延命観世音菩薩 虚空菩薩 法起菩薩:牛の守護佛

06.10.21撮影

06.10.21撮影
供養塔としての石塔が多数ありました 宝筐印塔(ほうきょういんとう)  十三重塔



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