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東区東山町の才蔵寺に寄進展示されている「さざれ石」です。 |
さざれ石(細石)
小さな石が固まって大きな岩となっているものをさざれ石といい
日本国歌の君が代のなかでは「千代に八千代にさざれ石の巌となりて、苔のむすまで・・・」と歌われ
小さな石が長い間にかたまって、大きな岩となり、その上に苔が生える程にまでに、永く平和で繁栄する事を願うおめでたい石でもあります。 |
京都府宮津市 採石者:上野採石株式会社 |
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さざれ石(細石)は、小さな石の欠片の集まりが炭酸カルシウム(CaCO3)などにより埋められ、1つの大きな石の塊に変化したもの。「石灰質角礫岩」のことです。
石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により、小石がコンクリート状に凝結して固まってできています。日本では滋賀県・岐阜県境の伊吹山が主要産地です。 |
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2010年になって才蔵寺にも、さざれ石が寄進されている事を知ったのです。久しぶりにお参りして撮影しようとした時、ご婦人(ご住職の奥様か)が本堂などの献花を取替えられていました。手を止める事になりましたが、以前伺った時は、さざれ石がありませんでしたがと聞きました。最近寄進されたものだそうです。寄進した会社は京都府舞鶴にある採石屋さんのようでした。 |
10.06.09裕・記編集 |