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中区大手町に建てられている「本圓山・長久寺」です。 |
長久寺は、法華宗真門流のお寺です。
知新集によると
『沼田郡廣島白神六町目下にあり法華宗勝劣派京本隆寺末寺で、開祖日證本山本隆寺の九世にて當地へ下って圓隆庵という小庵を営み、後一寺建立したと伝えられています。元和6(1620)年庚申正月年頭御禮帖に長久寺の名が記載されていますが、(浅野長晟の)入國より前に建立されたお寺ということは明らかです。その後元禄年間當寺三世日慈代島田武右衛門という人が本堂を再建しました。』とあります。 |
しょうれつは
勝劣派 |
日蓮宗の二大流派のうちで、法華経中、本迹(ほんじやく)二門について、本門がすぐれ迹門が劣っているとする一派。一致派に対する。 |
ほっけしゅう
法華宗 |
「法華経」をよりどころとする宗派の意
1)天台宗(天台法華宗)の別名。
2)日蓮宗(日蓮法華宗)の別名。
また、日蓮宗内の教派名。本門流、真門流、陣門流の三流派がある。 |
ほっけしゅうしんもんりゅう
法華宗真門流 |
日蓮(1222-1282)を高祖とし、日真(1444-1528)を派祖とする、日蓮門下の一派である。 |
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この長久寺は、本逕寺の北側に位置しています。(被爆した樹木などを拝見するので本逕寺は何度か訪ねていましたが)長久寺は2005年山門だけは撮影していましたが、資料に被爆した墓石の記載がありましたので、改めて訪ね、撮影させていただきました。
墓地で歴代御住職の墓(被爆した墓石)がありましたので、帰宅後知新集で、御住職の事を調べてみました。他の被爆した墓石は別頁で編集しました。 |
10.08.08裕・記編集 |