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山口県玖珂郡和木町(くがぐんわきちょう)和木に建てられている「和木町役場」です。 |
和木町役場の資料によると
『現在の(和木町役場)庁舎は、1975(昭和50)年11月17日に完成、11月23日落成式が執り行われました。裏山を背景にした赤レンガのモダンなこの建物に、世間から驚愕と羨望の眼差しがそそがれました。設計は、当時既に世界的名声を確立していた黒川紀章(1934-2007)です。
人は一般的に役所に対し堅苦しさや、ある種の拒絶反応を感じますが、この建物はそれらを和らげる効果も大いに発揮しています。上空から見下ろすと、執務棟と議会棟が手をつないだ形になっています。町民の手の輪の中に行政があることを象徴するデザインの庁舎から、ふれあいあふれるまちづくりと、新しい文化の芽生えに対する期待感がわいてきます。』と紹介しています。 |
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構造:鉄筋コンクリート造3階建。
敷地面積:4,458u。建築面積:1,384u。延面積:3,128u。工事費4億9300万円。 |
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和木町Web siteに役場中庭、議会内をぐるっとみられる「360°パノラマビュー」という頁があります。 |
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和木町民憲章・碑
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昔、仕事の関係で立ち寄ったことがある和木町役場ですが、今回はJR和木駅からぶらり散歩しながら立ち寄りました。
今回は、建物を外からだけ見て大竹市の方に行こうと計画していましたが、途中、(和木町の)避難場所に指定されている‘さくら遊園地’で昭和23(1948)年8月1日建立の「平和塔」をみましたので、原爆関連の碑かもしれないと思い、役場で尋ねてみようと思い、庁舎内に入りましたのでロビーのらせん階段も撮影しました。 |
今回の大竹ぶらり散歩の主目的が、「大竹市原爆死没者慰霊碑・叫魂」を訪ね頭を垂れ撮影することでしたが、ここ和木町小公園でみた「平和塔」石碑が山口県ではあっても原爆死没者に関する石碑かなと思い、役場で建立の趣旨を聞いてみようと(わたしは)思ったのです。
保健福祉課で聞けばいいかなとカウンターの所で声をかけました。何処のおっさんかわからぬわたしに、親切に対応してくださった若き職員の方は、町民憲章で云う『・・・文化を愛し、薫り高いまちをつくります』と云う事を実践している方のように(わたしは)思いましたので、この頁で、町民憲章も取り上げました。 |
11.08.30裕・記編集 |