平和の母子像

  長崎市平野町(原爆資料館から原爆落下中心地に行く途中)に建立されている「平和の母子像」です。
※像の作者は、金城実です。
男たちが戦場に向かったとき、女たちもまた勝利を祈った。しかし、広大な大陸や、はるかな海の島々では、数知れない人々の血が流されていった。そして遂に1945年、沖縄での惨劇についで、8月6日広島、8月9日長崎への非道な原子爆弾攻撃に至った。
ああ、あの閃光の下で、幾万もの男女、無数の母と子が灼かれ、ひき裂かれ息絶えた。あれから40余年、いま第ニの核戦争へとシグナルは点滅し、地球は破壊の淵にある。戦争も核戦争も許してはならない。命あるすべてのものが生きる、この緑の大地を、地球を守ろう。
それぞれの「あの日」を生きつづける女たちの、たぎる思いをひとつにあわせ,再び、あの惨禍をくり返さぬ誓いをこめて、ここにこの像を建てる。
1987(昭和62)年8月1日長崎平和の母子像を建てる会
長崎は「平和の母子像」、広島には「嵐の中の母子像」が建立されています。
母として戦争へ子をやらぬという思いが込められている像なのだと。
05.10.26裕・記編集

05.10.14撮影
長崎市平野町
長崎原爆資料館から原爆落下中心地公園に行く途中に建立
  幅3m、高さ2mの青銅のレリーフ
瀕死のわが子を抱く母、崩壊する地球を全身で支える母、子らを胸に戦火を見すえる母、そして愛と祈りの母、32体の母子像が彫られています。
平和の母子像 1986(昭和6)年8月 金城実
(彫刻家。沖縄出身)



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