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中区南千田西町に建設されている「千田水資源再生センター」です。 |
現在の「千田水資源再生センター」(下水処理場)には、かって帝国人絹(株)が建設され、就業する人たち(男女)は2000人にものぼったそうです。レーヨン(スフ)製品の向上とともに天然の絹糸と対抗できるようになると帝国人絹は新しい移転先を求め岩国市に移転しました。
移転後、建物などは帝人傍系の広島硝子の工場へと受け継がれました。
しかし、1975(昭和50)年頃帝人本社の都合で売却することになりました。
広島市は下水の高度化処理と合わせ、霞・庚午線の移転用地としてこの帝人の用地を確保するとともに下水処理場と南千田公園を新設しました。 |
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※1927(昭和2)年2月帝人岩国工場開業、1938(昭和13)年広島硝子設立 |
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千田水資源再生センター:
(合流式処理) |
敷地面積:86,530u 処理能力:86,300m3(2009年現在)
簡易処理稼働開始昭和36(1961)年4月。高級処理昭和44(1969)年7月 |
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2009年交流ウォークの時いわゆる下水処理場の前を通りましたので、道路から撮影しただけの画像しかありませんが、広島市のパンフレットに施設に関しての資料がありましたので、頁に編集しました。広島市民のわたしですので、この千田水資源再生センターを見学する時があるかもしれませんのでその時は追記したいと思っていますが。 |
10.12.09裕・記編集 |