(清神社境内社)椙若社、伊勢大神宮

  安芸高田市吉田町吉田の清神社境内に鎮座している「椙若社」です。
※椙若社と並んで鎮座している「伊勢大神宮」も取り上げました。
     椙若(すぎわか)社再建の由来
椙若社は、毛利元就が陸奥守であったころの発願とされ元就の育ての母「椙(杉)の方」を祀った祠です。
元就は4歳で母を9歳の時には父を亡い孤独な生活を強いられたが母親代わりとなって育てたのが元就の父・弘元の継室(一説に側室)の大方殿でした、元就は大方殿を追慕して祠を建て神として祀ったとされ、大方殿は椙の方との呼び名もあり「椙若社」の名が付いたといわれています。
宝暦10(1760)年頃に椙若社として独立しましたが、文政2(1819)年頃老朽化のため建て替えられ和智誠春(わちまさはる)兄弟と父子の三人を祀った和智柚谷(ゆだに)社と合祀されました。
昭和25(1950)年腐朽して以来敷石だけを残していました。
毛利元就(1497-1571)公生誕五百年、NHK大河ドラマ「毛利元就」(1997年1月5日〜12月14日)放映記念の年にあたり志有る者が相集い懇志を仰いでここに昔日を凌ぐ祠が完成しました。
この祠は元就に信仰を勧め元就の人格形成に大きな役割を果たした育ての母に感謝し、吉田の邑人が女性を讃え人を敬う心のよりどころであります。先祖から継承されてきた「椙若社」に吉田の里の人々が末永く崇敬を寄せられるよう祈りを捧げ再建の由来を記すものである。
 平成9(1997)年7月吉日  椙若社再建実行委員会
「椙若」が読めませんでした。説明板を読んで椙=杉・すぎだということが判り、NHK大河ドラマを思いだそうとしていたのですが、これがなかなか・・・幼くして母父を喪ったことは墓所の説明板でそうだったなと思いだしたのですが。ウィキペディアで調べると、大河ドラマでは、父の継室(けいしつ=のちぞい)としてではなく杉の方(椙の方)は側室(そくしつ=そばめ)として設定され松坂慶子が演じていたことが判り、そうわかれば何となく思い出されたのでした。
08.08.10裕・編集

08.07.03撮影
広島県安芸高田市吉田町吉田477 清神社境内社

08.07.03撮影

08.07.03撮影
伊勢大神宮 椙若社



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 (清神社境内社)椙若社、伊勢大神宮
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