(長福寺の) 戒壇石
  安芸郡府中町宮の町の長福寺門前に建立されている「戒壇石」を取り上げました。
くんしゅさんもんに
    いるをゆるさず

不許葷酒入山門
禅寺の門の脇の戒壇石に刻まれる句。
清浄な寺門の中に修行を妨げ心を乱す不浄な葷酒を持ち込んだり、それらを口にしたものがはいることを許されないの意。
(かいだん)
戒壇:
僧侶になるための授戒の儀式を行う壇。日本では、754年東大寺に鑑真が臨時に設けたのに始まり翌年東大寺、761年には下野国薬師寺筑前国観世音寺に常設の戒壇が設けられた。
(かいだんせき)
戒壇石:
律宗禅宗などの寺院の前に立てた石標。多く、「不許葷酒入山門(くんしゆさんもんにいるをゆるさず)」の句が刻んである。結界石。
()けっかい
:結界
1)仏道修行に障害のないように、一定地域を聖域として定めること。
2)密教で、一定の修法の場所を限って印を結び、真言を唱えて護り浄めること。
裏手からこの長福寺に行きましたので、山門は本堂の前で手を合わせた後になりましたが、曹洞宗と云えば禅宗禅宗と云えば戒壇石・・・山門の前に建立されているこの石碑をみると、1787(天明7)年國泰寺座主・智外和尚がこのお寺を再建して間もなくの、寛政五癸丑(1793)年と刻まれていましたので古い石柱という事だけはわかりましたので撮影をし、頁に編集しました。
08.12.17裕・記編集

08.11.09.撮影
広島県安芸郡府中町宮の町3-2-16

08.11.09.撮影
不許葷酒入山門 寛政五癸丑(1793)年三月吉辰    再建 當山義嵐代



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