増井醤油醸造場

  安佐北区安佐北区可部にある「増井醤油醸造場」です。
増井醤油は、(財)広島市文化財団文化財課の資料によると
『1910(明治43)年ごろの創業で、家屋は1930〜1931(昭和5〜6)年に建てられた商家』だそうです。
可部盆地は温暖な気候と中国山地の豊かな水に恵まれていることにより醸造の町にもなっています。
現在可部の町には3軒の醤油屋さんがあるそうです。
醤油の作り方を(わたしは)知りませんでしたので、1993(平成5)年第20回全国醤油品評会で農水省大臣賞受賞したというこの増井醤油醸造場の頁を編集するときに表面的ではありますが学んでみました。
    醤油つくり
1. 蒸した「大豆」と炒って砕いた「小麦」を混ぜ合わせ、大豆と小麦の成分を分解して(醤油の味や香りを生む)種麹(たねこうじ=玄米などに麹黴を十分発育させたもの)を加えます。
2. これを麹室(こうじむろ)で麹を作り、出来た麹と「塩」を溶かした塩水とを混ぜ合わせて「もろみ(醪)」を作ります。
3. この「もろみ」を桶に仕込み、桶で一年間発酵・熟成させる。(その間、麹菌・酵母菌・乳酸菌が働いて、ゆっくりと発酵・熟成され、もろみは赤みを帯びてプツプツと泡立つそうです)
4. この「もろみ」を布に包んで絞ります。
この絞って出来た液体を「生醤油」または「生揚(きあげ)醤油」と云い、固体が「醤油粕」です。
この生醤油は酵素、酵母、乳酸菌が加熱変化や死滅していないため大変高い健康効果がありますがこの状態は保存が難しいため、加熱により殺菌をし、色・味・香りを調えるために火入れをします。
5. こうして出来たものを検査、ボトルなどに詰めて出来上がりだそうです。
10.09.30.裕・記編集

10.07.23撮影
広島市安佐北区安佐北区可部2-34-26

10.07.23撮影

10.07.23撮影



「食べ物」編



広島ぶらり散歩へ
増井醤油店
中川醤油店
西村醤油本店


「旧(安佐郡)可部町」編





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送