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安佐南区中須1丁目の「八木用水と安川交差部下流側」を取り上げました。 |
八木用水開削当時から、八木用水と安川は交差する事はありませんでしたが、1955(昭和30)年安川の流路を(洪水調節などの目的で古川に短結)変更することとなり、八木用水に新しい安川が交差する事になりました。
そこで、新しい安川の河道の下に管を通して上流(中須2・緑井)側から下流(中須1・古市)側へ送水する構造を採用しています。 |
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「逆サイフォンの原理」を利用し、ポンプなどによる動力は使用されていません。 |
(siphon)
サイフォン: |
圧力差を利用して、液体をその液面より高い所へいったん導いて低い所に移す曲がった管。また、その装置。 |
(ふせこしのことわり)
伏越の理: |
逆サイフォンの事を日本ではこう云い、江戸時代より用いられ金沢城への導水に利用されたそうです。 |
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安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:安川ルート」を参考に、JR大町駅で下車、安川沿いにぶらり散歩しました。ここ下流側を最初にみました。安川の根際にありますので安川の水の流れる位置(水位)よりも八木用水出口の水位が高いように(わたしは)思いました。 |
10.08.28.裕・記編集 |