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安佐南区川内の温井八幡神社に建立されている「御大禮記念・碑」です。
※昭和3年から昭和天皇の大礼記念の碑です。 |
正面 |
御大禮記念 |
青木弥市 |
裏面 |
昭和三年十一月十日 |
竣工 昭和五年十月仲秋 |
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昭和・即位の礼:
(だいじょうさい)
大嘗祭: |
昭和3(1928)年11月6日、昭和天皇(1901-1989)は即位の礼を執り行う為、宮城を出発し、京都御所へ向かいました。京都へ向かう天皇の行列は2名の陸軍大尉を先頭に賢所の神鏡を奉安した御羽車、天皇の乗る六頭立て馬車・香淳皇后(1903-
2000)の乗る四頭立て馬車・皇族代表・内大臣・総理大臣の馬車と続きました。
11月10日、即位の礼当日の参列者は勲一等以上665名、外国使節92名他、2000名以上の参列者があり、式典では内閣総理大臣・田中義一(1864-1929)が万歳三唱しました。天皇は紫宸殿(ししいでん)の儀を終えた後、11月21日に伊勢神宮で即位の報告をし東京へ戻りました。
東京に於いても宮中晩餐・夜会などの祝宴の他、観兵式・観艦式等が執り行われた。
昭和の大礼の総予算は当時の金額で1968万3637円50銭5厘とわれています。 |
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たいれい
大礼 |
1)朝廷の重大な儀式。即位・立后など。
2)冠婚葬祭などの大切な儀式。 |
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(道順で裏参道から行きましたので)温井八幡神社を参拝してから、正面参道を出て行き注連縄柱の根際にここで紹介した、御大禮記念(石碑)をみましたので、改めて後ろに回り建立年月日をみると昭和三(1928)年となっていましたので昭和天皇の即位を記念して建てられたものということがわかりました。 |
11.01.05裕・記編集 |