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尾道市久保の松本病院に建立されているピエトロ・タッカ作「ポルチェリーノ」(レプリカ)です。 |
イタリアからやってきた「いのしし」の像ポルチェリーノ |
この「いのしし」の像の原形(オリジナル)はイタリアの花と芸術の都フィレンチェ市の通称「わら市場」の広場にあります。
作者はルネッサンス後期に活躍した彫刻家ピエトロ・タッカ(1577-1640)と伝えられています。この像は“ポルチェリーノ(仔ぶた)”と呼ばれ、鼻をなでると「幸運に恵まれる」という云い伝えられ、多くの方々親しまれております。 |
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日本の十二支では、イノシシですが、中国ではブタという事を聞いた事があります。像をみるとイノシシで、欧州ではイノシシは、聖像化されているそうで、このいのしし像の鼻をなでると幸運が訪れるといわれると説明板に記述がありました。しかし訳語としては仔ぶた、ぶたとなるのでしょうね。
このブロンズ像「ポルチェリーノ」はレプリカで、本物はフィレンツェのメルカートヌオヴォ広場(新市場)に展示されているそうです、イタリアにも行ったことがありませんのでわたしは当然みてはいませんが。 |
JR尾道駅から海岸通りを通り、尾道市役所を過ぎ次の浄土寺に行こうとして歩いていた時に、松本病院玄関前でみたこの像でした。説明板が設置されていましたので、作者や作品名などがわかりました。鼻の部分が真鍮製かそれともみなさんがなでたからか目立っていました。 |
この像のもともとは、ギリシャ神話に登場する「カリュドーンの猪」だと云うことを東京のFさんから教わりました。22.01.17.追記 |
11.03.26裕・記編集 |