|
尾道市西久保町の浄泉寺に奉納されている水盤の「頼山陽筆の銘文」です。 |
本堂前手水舎の水盤「離垢」の銘文は頼山陽(1780-1832)の筆です。
手水舎の天井にはツルの絵が描かれ、水盤へ水を出している亀と対になっています。 |
裏側には、「文政之七」(1824年)の年号や、漢詩「・・・・・ 落■水盤 浄泉即是 萬却不乾 洗滌煩悩 出胱世間」が刻まれていますが漢文苦手のわたしは出だしの一行が読めませんでした。 |
(りく)
離垢: |
仏語。けがれを離れること。煩悩を離脱すること。
※仏語として遠塵離垢(おんじんりく)もある。 |
|
(わたしは、)広島ぶらり散歩「頼山陽」編を編集していますので、ここ浄泉寺で頼山陽の筆に出合えたことをうれしく思い撮影しました。上をみれば(手水舎の天井に)鶴が描かれていました、手水鉢への水は亀からで、この手水舎は、鶴亀の長寿でめでたいものとして表現されていました。 |
11.05.19裕・記編集 |