|
安芸区中野の矢口神社に建立されている「(静川源太郎翁)武徳碑」です。 |
(静川源太郎翁)武徳碑 |
吾郷人靜川源太郎翁弱冠志柔道受術於近江人佐々木式部大輔源高晴十三世孫山中権八郎極司箭流奥技名聞遠近焉多年會同志説武授術慊々為斯道矯々為郷黨受業者百有餘人矣至今尚武之風布闔村門人慕其恩義茲緑之紀念云爾 |
大正貮(1913)年三月吉祥日 正八位勲六等 井原次郎 撰書 |
|
(ししど しせん)
宍戸司箭:
(?-?) |
戦国時代の剣術家。名は家俊。
安芸国甲立(こうたち)の五竜(龍)山城城主宍戸元家の孫(子とも)という。
天正元(1573)年ごろ京都の鞍馬山,愛宕(あたご)山で修業。司箭を称して、貫心流(司箭流)をひらいた。 |
|
2005年にはじめて訪ねた矢口神社ではあったのですが、参道の根際に建立されている碑については島氏三世碑だけは読んで、頁に編集していましたが今(2008)年交流ウォークで訪ねることになり、交流ウォーク探検隊で訪ねたときに追加撮影し、この武徳碑を読んでみました。
碑文は上記ですが「司箭流(しせんりゅう)の奥技をきわめ、同氏に逢えば柔道界の現状を憂い、武を説き、村人に柔道を教え門人の数は100人を超し、その恩義をしたってこの武徳碑を建てた」とあります。 |
08.08.26裕・記編集 |