エミール・アントワーヌ・ブールデル作:雄弁、力、勝利、自由
  福岡市早良区百道浜の福岡市博物館前庭に建立されている
                        エミール・アントワーヌ・ブールデル作「雄弁、力、勝利、自由」像です。
エミール・アントワーヌ・ブールデル(Emile Antoine Bourdelle:1861-1929)
フランスの彫刻家。仏タルヌ・エ・ガロンヌ県生まれ。トゥールーズの美術学校で彫刻を学ぶ。
1893年ロダンのアシスタントとなる。1910年の「弓をひくヘラクレス」で世に認められたそうです。
ここで取り上げた4体の像は、福岡市博物館の資料に『・・・高さ3.75m、重さ1tの巨人たちは、福岡市が市制100年(1989年=平成元年)を記念してパリのブールデル美術館から購入したものです。もともとアルゼンチン大統領、アルベール(アルヴェアル:1788-1852)将軍の記念碑の一部として制作されたものでした。依頼を受けたのは1912年、除幕が1925年ですから10年以上の歳月をかけて生み出されたことになります。全部で8組作られたうち、福岡市博物館のものは「雄弁」が6組目、他の3体が7組目に鋳造されたものです。国内では、同じ像1組が神奈川県の彫刻の森美術館、「力」が北海道立近代美術館に展示されています。』と解説がありました。
福岡で育ちましたが、既に福岡市民ではないわたしですが、(広島市には広島市博物館という呼称を持つ施設がない生れ故郷の文化行政の寂しさを思いますが)この博物館前にフランスの巨匠作といわれる彫刻が展示されている必然性を感じることはできませんでした。貧乏人のわたしはすぐいくらで求めたのかと思い、金額的なものは(わたしには)わかりませんでしたが、福岡市の発展を羨ましく思います。
しかし、福岡なら(現代では福岡、博多の呼称の怨念は水に流しているでしょうから)小島与一か、その師・白水六三郎などなど博多人形師へと繋がる人たちの作品を拡大したもの等が福岡市博物館を訪れる人たちを迎えたらと思ったのです。それは今は無き奈良屋小学校、博多第二中学校を卒業したわたしの戯言なのですが。
11.07.02裕・記編集

11.06.17撮影
福岡市早良区百道浜3-1-1 福岡市博物館

11.06.17撮影

11.06.17撮影
雄弁  力 勝利  自由

11.06.17撮影
雄弁
L'Eloquence
1918-1922

La Force
1918-1922
勝利
La Victoire
1918-1922
自由
La Liberte
1918-1922

11.06.17撮影
巻物を持っています 小槌を持っているようです 剣と盾をもっています 樫の木を持っています
樫の木は、聖書に記され、人に精神と肉体の安息をあたえる象徴としての意味合いがあるようです。浄土宗宗徒のわたしにはそれ以上はわかりません。
「力」の像は、ライオンの毛皮を身にまとっているという解説もありましたが(わたしは)持っている物に目が行き大槌かもしれませんがそう思ったのです。



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