頼山陽詩碑
(朝日山)
竹原市本町の頼山陽広場の頼山陽像台座に嵌め込まれている「頼山陽詩碑(
朝日山
・碑)」です。
恐
衝
廣
寒
宮
山
路
宣
匍
匐
手
欲
摩
蒼
穹
上
朝
日
山
去
山
陽
九
歳
作
朝
日
山
昭和55年夏日 頼新謹書
朝日山を上って去る
手は蒼穹を摩せんと欲し
山路はよろしく匍匐すべし
恐らくは廣寒の宮を衝かむ
※朝日山(あさひやま)454.1m(竹原市下野町)
朝日山を登っていく、手は青空に触れんばかりである。急峻な山路は、匍匐(ほふく=はって)して進んだほうがよい、廣寒宮(こうかんきゅう=月の中にあるという宮殿)にいきつくのではと疑われる。
頼山陽像の台座に取り付けられた詩板でこの朝日山という漢詩をわたしははじめて知りましたが、9歳(当時は数えで云っていたのでしょうから満8歳で匍匐と云う字が書け、廣寒宮という月の中にある宮のことを知っていたのかと、この歳になっても匍匐とはかけないし読み方もわかりませんでしたし、廣寒宮とは何だろうと思っていた無知なわたしには驚愕のことでした。
09.09.31裕・編集
09.06.30撮影
広島県竹原市本町1 (本川根際の広場)
09.06.30撮影
朝日山の句板は、頼山陽像台座の側面に取り付けられています
09.06.30撮影
09.06.30撮影
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