(トタン板で補修された)土蔵
  南区向洋中町でみた外壁が「(トタン板で補修された)土蔵」を取り上げました。
ここ向洋地区は土蔵が多いと「みなみ区回遊ルートMAP5」で云っているように、交流ウォーク探検隊でぶらり散歩した時に多くの土蔵をみてきました。
その中で、トタンで補修された壁をもつ土蔵をみましたので撮影しました。
土蔵を辞書で引けば、『四面を土や漆喰などで厚く塗り固めた倉庫。』とあります。
土壁は雨に弱く、土壁の上に雨に強い漆喰を塗ることで土蔵の役割を果たすと云ってもいいのだろうと(わたしは)思います。
漆喰で補修するよりも、波トタン板で補修する方が費用的に安くできることからトタン板で補修されたのかなと(わたしは)思ったのです。この土蔵は一面だけがトタン板が貼ってあり、錆が出てきていましたので、(海に近い場所とはいえ)だいぶ前に補修されたようでした。
(しっくい)
漆喰:
〔「石灰」の唐音。「漆喰」は当て字〕消石灰にふのりや角叉(つのまた)などの粘着性物質と麻糸などの繊維を加え、水でよく練り合わせたもの(だから普通は白い色)をしています。
砂や粘土を加えることもある。壁や天井などを塗る。
トタン: 〔ポルトガル語 tutanaga(銅亜鉛ニッケルの合金)からともいわれるが未詳〕
1)〔「トタン板」の略〕亜鉛をめっきした薄い鋼板。屋根ふき材外装材などに用いる。亜鉛鉄板。
2)江戸時代、米相場のこと。
亜鉛メッキのままの波形トタンから、現在はカラートタンと云われる色付きのものが多くなっていますが、昔々わたしが若かったころの事をトタンをみながら思い出したのです。
それは、亜鉛メッキの模様で、メーカーが分かると云われたことで、現場で波トタンを使う時は関係のあるメーカーの製品を使わなくてはならないと教えられた事です。
後にも(わたしには)見分ける事ができませんでしたが、金物屋さんに注文するときにはメーカーの確認をしてトタンを注文したことがあったな〜と思い出したのです。
2006年己斐の町で漆喰が剥げ土壁がむき出しになり、崩れていっている土蔵をみましたので、トタンであっても補修されたこの土蔵はまだ使って行こうとする意志が働いていると思い撮影し、頁にしました。
 10.09.06裕・記編集

’10.01.30.撮影

’10.01.30.撮影
広島市南区向洋中町

’10.01.30.撮影



「建物など」編



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