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安佐南区八木町にある八木用水「鳴の取水口での採水」を取り上げました。 |
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この頁では、(現在の)鳴の取水口では直接太田川から取水出来ないことから用水は、水中ポンプで(太田川より)採水されているところを撮影し、(この頁を)編集しました。 |
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八木用水を(わたしが)興味をもったのは、勝想寺に葬られている卯之助のお墓を訪ねたことからです。
そこから八木用水のことを知り、定用水碑、八木隧道、太田川発電所、安川との交差部等を訪ねたのですが、現在の八木用水を全部歩いてみることから何か気付くことがあるのではと思ったのです。 |
今(2010年10月6日)回は、JR上八木駅から太田川発電所へ向かい、そこから県道177号線下の河原の方へ降りて八木用水をみていくことにしました。
(今までは上流側から下流側にくだっていきましたが)今回は下流側から上流側に向かって歩きました。
今回は(特別なこと*がない限り)鳴の取水口附近から採水の用水は、太田川発電所下の水門の処から太田川に還流されているその区間を、太田川発電所から鳴の取水口まで、八木用水をみながらぶらり散歩しました。 |
*資料によると、3年に1度の割合で太田川発電所の定期検査があるそうで、その時はこの採水を使うそうです。 |
1962(昭和37)年に太田川発電所が出来ることから(発電所完成により)太田川の水位が下がって鳴の取水口から取水する事が困難になると考えられたため(八木用水管理の)土地改良区と中国電力とで『中国電力の負担で、取水口の水門4門のうち、上流2門を13m下げるとともに必要に応じ取水口附近の川床の浚渫等を行う』などの契約が結ばれたそうです。
契約からそのような対策を講じたそうですが、太田川から直接の取水が出来なくなり、一応水中ポンプで採水し(この区間の)八木用水に流す事にしたそうです。
それ以降今日に至るまで続いている事を、今回この区間を歩いて(わたしの目でみて)確認できました。 |
10.11.01裕・記編集 |