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西区草津新町に設置されている「西部埋立第七公園」です。
※公園面積は(国土交通省都市公園データによると)6,278uあるそうです。 |
西部埋立第七公園も西部開発事業で埋立てられた中に造られた公園です。
この公園の目玉は、旧草津港にあった燈台を保存していることです。この灯台は、1948(昭和23)年草津魚市場が広島中央魚市場として移転新設されたとき、魚市場漁港(新草津港)の防波堤の先につくられた灯台だったそうです。
草津港は800年、魚市場は200年の歴史を持つといわれています。 |
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西部開発事業は、広島市西部の庚午・草津・井口地区の地先水面を埋立、約328haの土地を造成するとともに、埋立用の土砂を採取した埋立地背後の鈴が峰山麓に、約54haの宅地を造成した海と陸とをセットの開発事業です。
この事業は、1958(昭和33)年に「大広島計画」の基本構想の一つとして位置付けられ、1964(昭和39)年に基本調査を実施、1966(昭和41)年から本格的に事業着手し、17年の期間と約1,056億円の経費をかけて、1982(昭和57)年に竣功した事業です。 |
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交流ウォークの時、藤井先生(草津のボランティアガイドもされています)が、この燈台が草津港に建っていたときの写真をお持ちで見せていただきお話を伺いました。
いまは周りは海ではなく陸地になってしまい、灯台としては活躍できはしませんね。 |
08.04.09裕・記編集 |