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安芸郡府中町宮の町の多家神社に建立されている「(多家神社再建工事)竣功・碑」です。 |
大正四(1915)年九月、社殿を焼失しましたが、全県的な奉賛を得て社殿再建工事は大正七(1918)年二月起工して、大正十一(1922)年四月に竣工式を行ないました。(工事費は、二萬九千百七十圓であったようです)
廣島縣知事 従四位勲三等依田銈次郎撰 |
多家神社が1915(大正4)年に焼失し、1922(大正11)年今日の本殿、拝殿などを再建して境内の整備を行ったことは神社設置の由来板で知ったのです。
最初にこの石碑を見たとき碑銘がわからなかったのです。次にみたとき、大正四年、大正十一年、「竣工」という文字をみて焼失後再建した経緯を刻んだ石碑だなと思ったのです。この碑銘が「竣功」碑のようだなと思ったのですが、「竣功」は碑文の中では「竣工」と刻まれていたことと、この時代なら右から書くので「功竣」と書くのではと思ったので、このくずした文字が竣功という確信はありませんが、「廣島縣知事・依田銈次郎」の名前をみましたので「歴代広島県知事」編を編集していますので、第16代広島県知事の足跡を(わたしは)はじめてみましたのでどうしても頁に編集しようとしました。 |
09.05.29裕・記編集 |
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’08.11.09.撮影 |
安芸郡府中町宮の町3-1-13 多家神社 |
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’08.11.09.撮影 |
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’08.11.09.撮影 |
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よだ けいじろう
依田銈次郎
1860-1933 |
第16代(廣島)県知事就任:1921(大正10)年7月19日-1923(大正12)年10月16日
1913(大正2)年4月-1914(大正3)年4月長野県知事。1917(大正6)年12月-1921(大正10)年7月山形県知事。 |
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