びんずる
賓頭盧 |
1)十六羅漢の第一。
阿羅漢果を得たが、神通力をもてあそんで釈迦に呵責(かしやく)され、涅槃(ねはん)を許されず、釈迦の入滅後も衆生(しゆじよう)の救済にあたった。白髪と長眉(ちようび)の姿で示される。
小乗仏教寺院では上座として、禅寺でも聖僧として祀った(後に文殊に代わられた)。
日本では堂の前に置き、これを撫でると除病の功徳があるという俗信が広まった。おびんずるさま。賓頭盧尊者。なでぼとけ。
2) 1 〔(1)の頭がつるつるであることから〕禿頭(とくとう)。また、その人。 |
あらかん
阿羅漢 |
〔梵語 arhat 応供(おうぐ)・殺賊(せつぞく)などと意訳〕
悟りを得て人々の尊敬と供養を受ける資格を備えた人。
小乗仏教では修行者の到達しうる最高の位とする。大乗では、小乗の修行者として否定的に用いる場合と、最高の修行者として肯定的に用いる場合がある。如来(によらい)の十号の一としても数える。羅漢。 |
あらかんか
阿羅漢果 |
阿羅漢に到達した境地。
この境地に至ると、迷いの世界を流転することなく涅槃(ねはん)に入ることができるとされる。 |
ねはん
涅槃 |
〔梵語 nirva 吹き消すこと、あるいは吹き消された状態の意〕
1)あらゆる煩悩が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地。究極の理想の境地。悟りの世界。ないおん。寂滅。
2)死ぬこと。また、死。入寂(にゆうじやく)。入滅。一般に釈迦の死をいう。 |
あごん
阿含 |
〔仏語〕釈迦の説いた教法のことで、原始仏教の教典のこと。
大乗仏教以後は、小乗仏教の教典のこと。阿含経(あごんきよう)。 |