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安佐南区東野の善教寺門前の根際に1960(昭和35)年に建立された「東野地区戦没者慰霊碑」です。
※東野地区の西南戦争から太平洋戦争までの戦没者と原爆犠牲者を慰霊するために建立されました。 |
正面: |
昭和三十五年九月
戦歿者慰霊碑之碑
広島県知事 大原博夫敬書 |
裏面: |
(文字なし) |
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(台座正面) |
戦歿者名板「軍人軍属:西南戦争1名、日露戦争1名、支那事変4名、
大東亜戦争31名、動員学徒9名、女子挺身隊・動員学徒7名、一般原爆死24名」 |
(台座側面) |
東野部落世話人名板27名 |
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1955(昭和30)年7月1日古市町と安村が対等合併して安古市町が成立。
1973(昭和48)年3月20日安佐郡安古市町は広島市に編入されたことに伴い消滅。 |
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安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:東野・川内ルート」には、この戦没者慰霊碑は紹介がありませんでしたが、善教寺の前に来た時すぐに目がとまり、お寺を拝見した後、この碑を拝見しました。
公選第二代広島県知事であった大原博夫(在任:1951-1962)の揮毫の石碑でした。台座の正面に死没者のお名前が刻まれた戦歿者名板が組み込まれておりました。みると、動員学徒、女子挺身隊、一般原爆死の方々40名が原爆により亡くなった方だろうと(わたしは)思いました。
原爆死没者のお名前が刻まれていましたので、原爆関連の慰霊碑の項目に入れました。 |
10.11.15裕・記編集 |