(千光寺の)梵字岩

  尾道市東土堂町の千光寺にある「梵字岩」です。
梵字岩(曼荼羅岩)
この曼荼羅図絵は、徳川五代将軍綱吉(1646-1709:在職1680-1709)公の帰依僧、東京の霊雲寺開基・浄厳(じょうごん:1639-1702)大和尚当地へ御留錫の砌り書き遺されたものなりと伝わっています。
円形の中に、光明真言、大日如来真言の梵字が刻まれており光明真言曼荼羅であります。
(ぼんじ
梵字:
古代インドでサンスクリット語を書くのに用いたブラーフミー文字と、その系統の文字の総称。その起源は北セム系文字。
(しったん)
悉曇:
梵字の字母とそれが表す音声の総称。
広義には摩多(また)(母音)と体文(たいもん)(子音)の総称として用いられるが、狭義には摩多の一二韻のみをさす。日本には天平年間(729-749)に中国を経てインドから伝えられた。
(りゅうしゃく)
留錫:
<錫杖(しゃくじょう)を留める意から>
僧が行脚中に一時、他の寺院に滞在すること。また、その僧。挂錫(かしゃく)。
「文学のこみち」を下ってきて15番目が河東碧梧桐句碑で、その根際にこの梵字岩があります。
この梵字岩の説明板に、浄厳和尚が滞在されたときだなとは思いましたが、「留錫」がわからず、帰宅後辞書を引いてみました。そういう意味だったのかとその時は思いましたが、すぐに忘れてしまうだろうな〜と。
11.05.29裕・記編集

11.03.04撮影
尾道市東土堂町15 (千光寺)

11.03.04撮影



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