(似島臨海少年自然の家・展示)アビの剥製

  南区似島町字東大谷の広島市似島臨海少年自然の家に展示されている「アビの剥製」です。
(Gavia stellata)
アビ(阿比):
アビ目アビ科アビ属に分類される水鳥。全長60cmほど。
夏、北極近くで繁殖。日本では冬期に各地の湾河口で見られる。魚群の上に集まるので、漁船が目じるしとする※。
冬羽の背はまだらのある黒褐色、顔から腹は白色。夏羽の背は灰黒色、顔は青灰色。潜水遊泳が巧み。
広島県・県の鳥としてアビが、昭和39(1964)年7月13日制定されています。
選定理由: アビは、北極やアジア大陸の北部で夏に繁殖し、冬南下してくる鳥です。 瀬戸内海では特に、豊田郡の豊島周辺(現在・呉市豊浜町)が「アビ渡来群遊海面」として、昭和6(1931)年2月20日国の天然記念物に指定 されています。
竹原市の西南方海上豊島付近には毎年2月から4、5月にかけて数百羽が渡来します。
イカリ網代漁(あじろりょう)は、アビに追われて海中深く潜入するイカナゴを好餌(こうじ)として群集するタイやスズキを釣るもので、アビの群游する海面を囲んで数十隻の漁船が円陣を組んで乗り回す。この特異な漁法は、古来祝島・二窓・馬乗・すずめ磯の近海の急流うずを巻く所で行われていましたが、昭和60年代前半(1985〜1990)に消滅しました。
何度か立寄った事がある、ここ似島臨海少年自然の家で、ナウマン象、ムカシジカの化石などを2階の資料室で見ていましたが、今(2010年4月)回訪ねた時に、1階ロビーの少し高いところにこのアビの剥製が展示されていたことに気が付いたのです。
アビは、ローカルニュースなどで見聞きして(広島県の)県鳥ということも知っていましたが、間近でみたことはありませんでしたので、剥製とはいえこれが「アビ」という(鳥)かとみて硝子ケースに入っていましたが撮影しました。
10月尋ねた時にもう少し撮影していました。2011年になりましたが、画像を追加しました。
15.10.28.更新    10.05.05.裕・記編集

10.04.15撮影
広島市南区似島町字東大谷182  (広島市似島臨海少年自然の家)

10.10.10撮影

10.10.10撮影

10.10.10撮影

15.10.10撮影

15.10.10撮影



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