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安佐北区可部町綾ヶ谷の福王寺境内で湧き出ている「金仙水」をこの頁で取り上げました。 |
金仙水の根際に小さな石柱が建っており、『弘法大師 加持(祈祷)』と刻まれているようでしたので、加持祈祷水の場所だったことがわかります。
石積みされた四角い水場は、大師が杖をついた所に湧出した霊泉で、万病を治すと伝えられているそうです。 |
(こんせん)
金仙: |
仏陀(ぶっだ)のこと。また、釈迦(しゃか)のこと。 |
(かじきとう)
加持祈祷: |
一般に、病気・災難などをはらうために行う祈祷、または、その儀式。
印を結び、真言を唱え、いくつかの象徴的器具を用いて行う。 |
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金仙水の立看板でこれが福王寺で、原爆忌の献水を採取している処ということがわかりました。
水場を覗き込んでみましたが、鉄分を含んでいるのか、汚れか、わかりませんでしたが底が赤茶けたように見えました。柄杓が用意されていましたが、信仰心の欠如なのか(わたしは)チト飲む気にはなりませんでした。 |
11.01.21.裕・記編集 |