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安佐北区可部町綾ヶ谷の福王寺駐車場根際に設置されている「福王寺境内図」と
「金仙の亀」のモニュメントをこの頁で取り上げました。 |
駐車場から福王寺への参道根際に、「金仙の亀」と文政年間(1818-1830)の「金亀山事眞院福王寺之圖」をみましたので、この頁で取り上げました。 |
金亀池で、鯉とともに亀も餌をもらいによってきたのですが、(わたしは)撮影していませんでしたので棲んでいる亀の画像がありません。
広島ホームテレビが放送した様々な番組での疑問を掲載した「暮らしの疑問!?」にここ福王寺の「金の亀」についても取上げていました。
いわく『安佐動物園の爬虫類担当・屋野丸さんに聞くと、この亀について聞いてみると「どこにでもいる亀ですね。」と一言。ニホンイシガメという亀で、北海道以外の、日本中どこにでもいる日本古来の一番ポピュラーな亀ということで、弘法大師もこの亀を本当に見ていたのかも・・・。』と述べていました。 |
(こんせん)
金仙: |
仏陀(ぶっだ)のこと。また、釈迦(しゃか)のこと。 |
(いしがめ)
石亀: |
ヌマガメ科イシガメ属のカメの総称。池やゆるい流れにすむ。
日本特産種のニホンイシガメは、本州・四国・九州に分布。子は銭亀(ぜにがめ)とよばれる。
背甲の色彩は橙褐色、黄褐色、褐色、灰褐色、暗褐色などと個体変異が大きく、一部に黄色や橙色の斑紋、暗色斑が入る個体もいる(そうです)。
ミナミイシガメは、腹甲に黒斑があり、南アジア・八重山諸島などに分布。背甲に藻が付着したものは蓑亀(みのがめ)といい、縁起がよいとされた。 |
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車を降りるとわたしたちを迎えてくれるのが(金亀池にすむ金亀を模した?)金仙の亀の石造でした。説明文がありましたので甲羅部分をさすり、御影石に刻した文政年間の境内図を見て、参道を登りはじめました。 |
福王寺の頁を編集するうえで、その建物の名称を、境内にあった現在の境内図(硝子に露が付き見にくかったのですが、建物の名称が変わっているものもありました)とともに参考にしながら、各頁を編集しました。 |
11.02.11更新 11.01.24.裕・記編集 |